マシュー・ジョーダン・スミスは、ハリウッドのセレブリティをはじめとした著名人のポートレート写真で知られている、アメリカ人フォトグラファーです。この30年間に撮影した著名人には、オペラ・ウィンフリー、ハル・ベリー、ジェニファー・コネリー、マーサ・スチュアート、サミュエル・L・ジャクソンなどが含まれ、数多くの雑誌の表紙、キャンペーン広告、エディトリアルなどを担当しました。そのクライアントにはOlay、パンテーン、レブロン、Sony Entertaiment、HBO、Showtimeなどが名を連ね、世界的に活躍するフォトグラファーです。

マシュー・スミスの写真に対する情熱は、仕事として委託されたコミッションの領域だけに留まらず、３冊の写真集の出版を含め、個人としてさまざまな活動も行なっています。St. Martins Pressより出版された写真集「Sepia Dreams」は、マシュー・スミスによって撮影された50名の著名人の印象的なポートレートと、彼らが成功し続けるために必要だと信じている資質やモチベーションについてマシュー・スミスに明かしたインタビューをまとめた1冊です。2冊目の写真集「Lost and Found」はマイクロソフト社がスポンサーとなり、全米行方不明・被搾取児童センターの承認のもと制作されました。誘拐や行方不明、搾取によって子供を失った家族の心揺さぶられるポートレートを収めた写真集です。3冊目となる「Future American President: 50 States, 100 Families, Infinite Dreams」は、全米50州の各州から選ばれた100家族の子供たちを写したポートレートをまとめた写真集です。彼は子供達に、子供にはどんな大きな夢でも叶えられる無限の可能性が秘められているということを伝えるために、この写真集を制作しました。
これまでに、Microsoft Icon of Imaging Award、The George Eastman Power of Image Award 、Vision Awardをはじめ、数多くの賞や表彰を受けています。

マシュー・スミスは、アメリカの人気TV番組「America’s Next Top Model」への出演や、雑誌「In Style」、「Essence」、「Photo District News」、「Zoom」、「Professional Photographer」などでの紙面でもインタビューを受けています。2014年にはコミッションとして、中国の映画監督、俳優、芸術家75名を撮影し、北京の史跡天壇で１ヶ月間に渡り展示を開催しました。
ニューヨーク出身の彼は、マンハッタンの名門芸術大学スクール・オブ・ビジュアル・アーツやニューメキシコ州のSanta Fe Photographic Workshopsにおいても教え、日本やイタリアでもセミナーを開講しています。現在はNikonのアンバサダーを務め、写真業界において積極的なボランティア活動にも取り組んでいます。
現在日本を拠点に個人的なプロジェクトの制作を行いながら、ニューヨーク、ロサンゼルス、東京を行き来し活動しています。

モデル：タイラ・バンクス、クリスチャン・スレーター、ジェイミー・フォックス、アンジェラ・バセット、ヴァネッサ・ウィリアムズ、マンディー・ムーア、JJ Rabone、ベッキー、ションダ、ジーナ・ターナーなど